オーナー通信

2008年12月オーナー通信
12月5日発行
管理を委託いただいているオーナー様へ発行しているオーナー通信のバックナンバーです。 法令等については当時の情報となっています。

ユニオン・メディエイト 賃貸事業部からのお知らせ

寒気厳しき折から、いかがお過ごしでしょうか?

私たち賃貸事業部では、年明けから始まる稼動期のために、今のうちにやっておくべき空室対策や競合物件情報の整備等々で、日々忙しく過ごさせていただいております。

さて、当社では「賃貸管理にまつわるホットなニュースをお伝えすること」「新しい商品やアイディアをご提案すること」を目的に、毎月、定期報告書に添えて本紙をお送りさせていただいております。

今回は、「少額の費用でできる空室対策」をご提案させていただきます。

お忙しい中とは存じますが、ご高覧いただければ幸いです。


 

少額の費用でできる空室対策

唐突ですが、一番簡単に講じることのできる空室対策は何であると思われますか?

オーナー様の大切な収益建物をお預りしている立場で申し上げるのはいささか気が引けますが、私は「募集条件を下げること」だと思います。とりわけ賃料や共益費、敷金、礼金等の金額条件を下げることは、すぐにでき、かつ即効性のある対策です。

しかし、これは「最後の手段」とすべきだと私は考えています。

なぜなら(あえてご説明の必要もないかもしれませんが)、いったん金額条件を下げると、そのときは成約できるでしょうが、次に空室になったとき、もっと下げないと決まらなくなる可能性があり、ズルズルと下がり続けてしまうことになりかねないからです。

正直を申しますと、当社でもこれまでオーナー様に募集条件を引き下げることを簡単にお願いしすぎていたのではないかと反省しております。

その反省にたち、条件引き下げの前にほかにやれることはないか、現場で営業担当者、営繕担当者、時には管理担当者も交えて対策会議を開き、そこで出されたアイディアをオーナー様に積極的に提案するスタイルに改めさせていただいております。

「共用部の清掃状況がイマイチ」「募集図面がインパクトに欠ける(PRポイントが抜けている)」など当社のほうでできることは直ちに行いますが、オーナー様に費用的なご負担をいただくアイディアが多いのも事実です。

ひとつひとつの建物は、周辺環境に始まって、外観、エントランス等建物の状況、設備、間取り等お部屋内の状況は千差万別ですから、ご提案の中身も個々に異なります。

今回はその中から、多くの建物でご検討いただける「負担費用が少なくて済む設備」をいくつかご紹介させていただきます。

前置きが長くなり恐縮しておりますが、お読みいただいた上、前向きにご検討いただけるようでしたら、ぜひお声がけいただきたく、お願いいたします。

 

ハンギング長押(なげし)

※写真1 ハンギング長押
ハンギング長押の費用
通常15,000円(取付費込)

  ハンギング長押(※写真1)をお部屋の壁に取り付けておくと、洋服や帽子などを掛けていただくのに便利です。賃貸物件の場合、入居者が自身でフックなどを壁に取り付けるとクロスに傷がつき、退去時、原状回復費用がかかるので、ためらう方が多いようです。

しかし、収納スペースには限りがありますし、洋服ダンスを置けば部屋が狭くなり・・・結局、「手狭であること」を理由に退去する、という流れが少なからず見受けられます。ハンギング長押だけで十分だとは思いませんが、少しでも歯止めになるのであれば取り付けたほうがよいのでは?と考えます。

 

室内物干し

※写真2 室内物干し
室内物干しの費用
通常18,000円(取付費込)

  お部屋にベランダやバルコニーがない建物の場合、入居者は洗濯物を干すのに非常に苦労します。窓の手すり上部に簡易な屋根(ポート)を設置する、浴室乾燥機を導入する、などが対策として挙げられますが、いずれも費用が嵩みます。

このとき、比較的安価で済む対策として室内物干し(※写真2)を設置するというものがあります。

洗濯物は水分を含んでいるので、なかなか重いのですが、こちらの商品は8kgまでの荷重に耐えられます。また柄の部分は着脱可能となっていて、洗濯物を干さないときは柄を外しておけば邪魔になりません。一部管理物件で導入を始めましたが、これまでのところ入居者からはご好評をいただいております。

 

ダイノックシート

※写真3 ダイノックシート
ダイノックシートの費用
扉の形状や寸法によって異なります。

写真3の例では扉1枚あたり8,000円(工事費込)でした。

キッチンや収納スペース、建具の扉は、原状回復工事を行う際、汚くなっていたり、傷がついていたりしても交換するのは費用の都合上ためらわれ、結局きれいにクリーニングする、ものによってはペンキを塗り直す、ということで済ませるケースが多いです。ただ、壁のクロス等は通常新しく張替えているので、扉の古さがやけに目立ってしまうことが多いです。

このとき便利に使えるのがダイノックシート(※写真3)です。ダイノックシートを扉の上から貼り込めば、新しく見せることができるのはもちろんのこと、カラーを工夫すればお部屋のアクセントにもなり、空室対策としてかなりの効果が見込めます。

 

 今回はスペースの都合上、3点のご紹介にとどめさせていただきます(対策商品はまだまだいっぱいございます)。これらの商品ですが、あえて付け加えさせていただきますと、空室対策としてだけでなく、テナント・リテンション対策としても、かなりの効果が見込めます。

すでに入居中の部屋であっても、比較的容易に設置できますので、もし入居者に希望があれば導入してさしあげてはいかがでしょうか? 導入することで、無用な解約を防止できれば、原状回復工事費や募集関連費(契約代行手数料等)をかけずに済みますし、また空室中は当然のことながら賃料は入ってきませんので、その損失を考えれば、安いものではないかと思われます。
ぜひともご検討いただければ幸いです。

 


 

今回のご提案は以上とさせていただきます。
年の瀬もせまり、お忙しい日が続くかと思われますが、どうぞくれぐれもご自愛くださいますよう、お願い申し上げます。

敬 具

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