オーナー通信

2009年9月オーナー通信
9月17日発行
管理を委託いただいているオーナー様へ発行しているオーナー通信のバックナンバーです。 法令等については当時の情報となっています。

新秋快適の候、いかがお過ごしでしょうか。

私たち賃貸事業部では上半期目標に掲げた事項について、やり残しのないよう、小さなスパートをかけています。

さて、当社では「賃貸管理にまつわるホットなニュースをお伝えすること」「新しい商品やアイディアをご提案すること」を目的に、毎月、定期報告書に添えて本紙をお送りしています。

今回は、8月の賃貸住宅フェアで見つけた、空室対策に役立つグッズを2つご紹介いたします。

お忙しい中とは存じますが、ご高覧いただければ幸いです。


 

賃貸住宅フェアで見つけた「空室対策に役立つグッズ」

 

賃貸住宅フェア

去る8月4日から6日まで、東京・晴海の国際展示場ビッグサイトにて、毎年恒例の賃貸住宅フェアが開催されました(主催:全国賃貸住宅新聞社)。
当社スタッフも交代で参加し、新しいノウハウやサービス、商品情報を入手してまいりました。
今回は、その中で特にスタッフが口をそろえて「大変興味深かった」とコメントしたグッズを2つご紹介いたします。

 

ルームセキュリティ用品

 昨今、セキュリティ対策の重要性がとみに増してきています。とりわけ住居用建物の1階については、いったん空いてしまうと防犯上の理由からなかなか決まりづらいということもあり、この点を強化できれば空室対策に大いに役立ちます。

セキュリティ対策としては、「オートロック」「カギ(ピッキングに強いカギや、ダブルロックなど)」「防犯カメラ」「強化ガラス」など、数多くの商品があります。

ただ、これらは「抑止効果」は大いに期待できますが、いったん泥棒に入られてしまうと、即逮捕というわけにはいかず、やはり万全とはいえません。

即逮捕につながる対策としては、警備会社と契約し、不法侵入されたらすぐに警備員が駆けつけるようにするという方法があります。資金的事情が許せば、これは高い効果がありますが、安い費用ではありませんので、なかなか導入できないのが実状です。

そこで、今回とりあげる商品の登場です。

『クイックマン』

この商品は『クイックマン』(製造販売元:株式会社ガードアイ)といいます。

『クイックマン』ははがきサイズのフレームに収められたルームセキュリティ・システムです。

このフレーム型商品をインターネットに接続し、部屋を空ける際、スイッチを入れますと、誰もいないはずの部屋に人が入って『クイックマン』の前を通り過ぎると、設定してある携帯電話(※入居者が自分で設定できます)に写真画像が送られます。

入居者はそれを見て直ちに警察に通報すれば、即逮捕できる可能性が高まるというわけです。

オーナー様には、この商品を購入していただければ(販売価格は1台2万円以下です)、それ以上の設置工事等は必要ありません。入居者の負担も月々の電気代(100円程度)だけで済みます。

このルームセキュリティを稼動させている旨、玄関ドアや窓ガラスにシールを貼ってPRすれば、さらに抑止効果が高まります。

オートロック設置済のマンションでありましても、1階は窓から侵入できてしまうことが多いですから、この商品を1階の居室だけでも設置されてみてはいかがでしょうか?

当社でも導入のための実験を行っていますが、費用対効果が高い商品だという確信を持っております。

 

空間有効利用商品

 当たり前の話ではありますが、部屋の面積というものは決まっていて、部屋を広くすることはできません。どうしても居住空間を広く見せたいことから、収納スペースが削られてしまうケースが多いのですが、長く住んでいるうちにモノ(服や本など)が増え、手狭になってきて引っ越しを考える方もまた多いです。

この問題を解消するために「ハンギング長押」の導入をご提案することが多くなってきました。通常の長押は、そこにフック等を打ち付けて、洋服をぶらさげていただくことになりますが、徐々に釘穴が目立つようになってきて、実用面もさることながら、見栄えという点でも年々劣ってきてしまいます。ハンギング長押であれば、最初からフックがいくつも附属しているので、このデメリットは解消できます。

今回ご紹介するのは、このハンギング長押をさらに発展させた新商品です。

『joyランナー』

この商品は『joyランナー』(製造販売元:株式会社カワモク)といいまして、通常のハンギング長押の機能に加えて、長押の上部や中腹にもフックがかけられるようになっているため、ハンガーばかりでなく、市販の小物入れや棚なども自由に設置できるという利点があります。

さらに専用のディスプレーパネルを組み合わせると、棚板やミラー、はてには液晶の壁掛けテレビまで設置することが可能です。

※使用例

 

 入居者自身のインテリア・コーディネイトによって、棚を増やしたり、CDや絵を飾ったりもできますし、「不要」と思えば取り外すことも簡単にできます。単に服をかけるだけでなく、インテリアを工夫する楽しみを入居者にプレゼントできるわけです。

これは何とも楽しい商品ではないでしょうか?

値段も、通常のハンギング長押とほとんど変わりがありません。

空室にこの商品を設置し、見本として楽しいディスプレイを施せば、モデルルーム以上の効果を上げることも期待できます。

入居希望者の「遊び心」をくすぐる一品として、自信を持ってお奨めいたします。

 

<NEWS>

更新料、高裁が無効判断

 去る8月27日、大阪高裁で「更新料無効」との判決が出され、一審・京都地裁の判決が覆されました。

成田喜達裁判長は「借地借家法には、更新を拒絶する正当な理由がなければ自動更新されるとする強行規定があるのに、貸主側が全く説明していない」と指摘。その上で、「借主側は、この規定から目をそらされ、更新料を支払う義務がないことを認識しないまま契約を締結しており利益を一方的に害する契約といえる」と判断しました。

貸主側は上告する方針で、今後は最高裁の判断が焦点となりますが、高裁レベルでの無効判断は初めてであり、この影響は小さなものではありません。

当社では加盟している日本賃貸住宅管理協会等とともに今後の対応を検討してまいります。

また、改めてご報告・ご相談申し上げますので、しばらくご猶予願います。

 


 今回は以上とさせていただきます。
夏の疲れが出てくる頃ですので、どうぞご自愛くださいますよう、お願い申し上げます。

 

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