オーナー通信

2010年7月オーナー通信
7月15日発行
管理を委託いただいているオーナー様へ発行しているオーナー通信のバックナンバーです。 法令等については当時の情報となっています。

じっとり汗ばむ肌に涼風を求めたくなるこの頃、オーナー様にはいかがお過ごしでしょうか。

私たち賃貸事業部はこのところたくさんの新規管理受託のご相談に恵まれ、非常に忙しく過ごさせていただいております。

さて、当社では「賃貸管理にまつわるホットなニュースをお伝えすること」「新しい商品やアイディアをご提案すること」を目的に、毎月、定期報告書に添えて本紙をお送りしています。

今回は、去る6月15,16日に開催された「賃貸住宅フェア」で強く印象に残ったグッズをご紹介させていただきます。

お忙しいところ恐縮ですが、よろしくご高覧ください。


賃貸住宅フェアで見つけた新しいグッズ

賃貸住宅フェア(東京会場)の様子

 1年に1回、全国各地で開催されている「賃貸住宅フェア」(主催:全国賃貸住宅新聞社)。

東京では6月15、16日の2日間、東京ビッグサイトにて盛大に実施されました。

このフェアには、賃貸住宅にまつわる新しいサービス、設備がズラリと勢ぞろい。

また「管理業務効率」「集客力アップ」「非住宅系土地活用」「新市場開拓」「空室対策」「法律」「資産運用+投資」「相続+税務」「建築デザイン・技術+工務店向け」「リノベーション・リフォーム」という10のカテゴリーに分けてラインアップされた80以上のセミナーも開催され、そのテーマを俯瞰すれば、現在の賃貸住宅業界の潮流を把握することができるという、大変充実したフェアになっています。

私(=久保田)も16日の午後に参加し、「入居者の心を掴む木造賃貸住宅再生術」(講師:ブルースタジオ 大島芳彦専務)、「不動産オーナー兼業税理士だから分かる不動産投資を成功に導く節税術」(講師:叶税理士事務所 叶温代表)のふたつのセミナーを聴講してまいりました。

これまでは、人気のセミナーであっても開始10分前に会場に行けば座席を確保できたのですが、今年は私が参加したふたつのセミナーに限らず、どのセミナーも15分前には満席状態。会場から立ち見のリスナーがあふれ出すほどの盛況ぶりでした。

空室率の高まり、更新料訴訟の怪しい雲行きなど、賃貸住宅経営をめぐる環境は、年々厳しくなってきており、それに符合して勉強熱も高まってきているのだろうと推測しておりますが、特に今年はご高齢のオーナー様たちが熱心に情報収集に努めておられるお姿が非常に印象的でした。

こうなりますと、賃貸管理のプロを標榜する私たち賃貸管理会社も、オーナー様に負けているわけにはもちろんまいりません。

例年以上に気合を入れて、情報収集に努めてまいりましたが、今年はその中で特に強く関心を抱いた商品を3点、ご紹介させていただきます。

私のバイアスがかかった情報ではありますが、ご一読いただけましたら、誠に幸いです。

 

芦屋スタイルウッド

 壁面に天然の木板をブロック状に張りめぐらせた商品です。落ち着いた色目のウォールナット、明るい色目のチェリー、ダムに浸かっていたグレー系の色目のニレの木、40年前のチークという4種類の木板を組み合わせて、タイルのように張り合わせています。

自然素材ならではの暖かみが印象的ですが、同時に非常に高級感も醸し出しています。昨今、流行りの「アクセント・ウォール」として使うと、大いに差別化が図れそうです。

私は、こちらの商品をマンションのエントランスで用いたいと思いました。入口扉を開けたら正面に芦屋ウッドスタイルのアクセント・ウォールが目に飛び込み、そこに小さな棚板を設け、一輪挿しを飾る。

天井にレールライトを取り付け、その一輪挿しにスポットライトが当たっている・・・そんな風景を頭に描いてみました。

空室時、お部屋を内見しに来てくださったお客様の心をエントランスで掴んでしまおうという作戦です。

㎡当たりの単価もさほど高くないようですので、管理させていただいている建物のどこかで、提案させていただこうと思いました。

 

ウッドピタ

 こちらは、木造住宅限定の耐震補強商品です。

建物の柱、梁(はり)、土台部分に外部から鉄筋ブレースや鉄骨フレームなどの補強部材をとりつけるというもので、東京都でも「安価で信頼できる木造風宅の耐震改修工法」に選定されています。

外付け工法なので、入居者に退去いただいたりしなくても、そのまま工事を行うことができるのが大きな利点です。

鉄筋ブレースが露出するため、一見、外観のイメージを損なう印象がありますが、しかし「確かに耐震補強を施しているのだ」という強いメッセージ性も有していると考えることもできます。

ウッドピタ施工の見積りを依頼しますと、導入可能かどうか、導入した場合、どれぐらい耐震効果が見込めるのかという調査をしていただけると会場で聞きました。

これは「無料で耐震診断をしていただけるのと同じようなものではないだろうか?」と私は考えました。

築年数が経っていきますと、リフォームやリノベーションを検討しなければならなくなる時期がやがてやっていまいります。

そのとき、しっかりと耐震診断をし、リフォームやリノベーションを行う価値、投資価値があるかどうかを事前に見極めるということがとても大事だと思いますが、そのタイミングでウッドピタの見積りをしてもらうというのは、ひとつの手だと思いました。

その結果、リノベーションをするよりも建替えたほうが得策という調査報告がなされる場合もあろうかと思います。

どちらにせよ、無駄な投資を防ぐことができるのは、オーナー様にとって有益なことではないでしょうか。

 

LED電球

 今年のフェアでは、LED商品の出展ブースが大変目立ちました。私は複数のブースをのぞいてきましたが、LED電球1個あたり2,500円というものなどもあり、ずいぶん安くなってきたものだなあという印象を持ちました。

言わずもがなのことではありますが、LEDは「電気代が安い」「寿命が長い」「二酸化炭素排出量が少ない」などといったメリットがあり、さらには共用部のエントランスや廊下などに取り付けますと、管球切れで入居者にご迷惑をかけたり、案内時に悪い印象を与えたりする可能性がぐっと少なくなります。

管球交換時に、業者から「出張費」等の名目で費用を請求される可能性も加味しますと、普通の管球とコスト面でくらべても、そう見劣りしない状況になってきたと思います。

今後、蛍光灯タイプがもっと安くなってくるようですと、さらに導入しやすくなるように思いました。

「この金額まで下がったらGo!」というラインをオーナー様とあらかじめ協議しておき、常に最新情報に目を光らせ続けるというのが、管理会社としての務めなのでは?と考えました。


今号は以上とさせていただきます。

じめじめとした暑さが続き、体調を壊してしまわれがちな季節です。どうぞくれぐれもご自愛くださいますよう、お願い申し上げます。

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