オーナー通信

2013年8月オーナー通信
8月10日発行
管理を委託いただいているオーナー様へ発行しているオーナー通信のバックナンバーです。 法令等については当時の情報となっています。

「暑い!」「暑い!」という声が例年以上に熱く聞こえてくる今年の夏、オーナーさまはいかがお過ごしでしょうか?

当社スタッフたちは交代で夏休みを取らせていただきながら、何とかかんとか頑張っております。

さて、当社では「賃貸管理にまつわるホットなニュースをお伝えすること」「新しい商品やアイディアをご提案すること」を目的に、毎月本紙をお送りしています。
今回は先月行われた「賃貸住宅フェア」で見つけた新商品・サービスをスタッフたちからレポートさせていただきます。

ご多忙の折恐縮ですが、よろしくご高覧願います。


 

「賃貸住宅フェア in 東京」で見つけた新商品・サービス

◇ はじめに

去る7月30日、31日の2日間、東京ビッグサイトにて「賃貸住宅フェア in 東京」が開催されました。

賃貸住宅業界で話題のオーナー様、建築家、税理士などによるセミナーが行われ、どこも立ち見が出る盛況ぶり。新商品・サービスを展示するブースが所狭しと並び、熱心に説明に聞き入る人の姿が目立ちました。

当社に管理を委託くださっているオーナー様はじめ、多くの関係者に会場でお会いすることができ、まさに「フェア=お祭り」といった様相でした。

フェアには当社スタッフも仕事の合間を縫って交代で出掛けました。参加したセミナーはレポートを書いて全員にメールで送信。また、回ったブースについては資料を持ち寄り、情報交換を行いました。
今回は今後、当社のPM業務に活かせそうだと思った新商品・サービスを2点ご紹介いたします。

上手に当社PM業務に盛り込むことができましたら、オーナー様のお役に立てること必至ですので、将来への期待を込めてご高覧いただければ幸いです。

 


iPhoneアプリを使って清掃業務報告

◇ 業務課 手塚悟

今回ご紹介するSmart MaintenanceはiPhoneの機能を活用したマンション清掃・修繕管理のシステムです。
株式会社C-UNIT SQUAREが開発し、エフ・アイ・ティー・パシフィック株式会社が取扱いをしています。
NECが同名・同コンセプトのインフラ整備用のシステムを販売しておりますが、それとは異なる製品です。

アプリの基本的な使用方法は次の流れになります。

① 清掃業者はiPhoneのガイドに従いながら清掃現場を写真撮影
② 清掃業者は物件に異常があればアプリから報告を入力
③ オーナー様または管理会社はWEB管理画面から清掃の写真や異常報告の内容をチェック

当社でこの商品に注目した理由は以下の3点です。

1.オーナー様へのご報告がよりタイムリーに、写真を通じて分かりやすくできるようになること。
2.清掃ポイント・チェックすべき内容が予めリストアップされており、そこから物件に適した項目を選ぶことで容易に清掃・点検のマニュアル化ができること。
3.予定管理において、3か月に一度や季節の変わり目ごとに行うチェック項目を機械的に清掃業者へ通知することが可能になること。

まだ開発されたばかりのシステムですので、期待通りの使用が可能であるか吟味し、有用であれば巡回点検への応用も含め、導入を検討したいと思います。

 


クロスの上から貼れるクロス

◇ 報告者:久保田

いま賃貸住宅業界で関心を集めているのが「カスタマイズ賃貸」というサービスです。
これは一言でいえば、入居申込者の希望に添って部屋の内装を行い、賃貸借契約を結ぶ、というものです。

入居者にとっては、自分の好きなように部屋づくりをする楽しみを持つことができ(※注:フルリノベーションできるケースから、アクセントクロスを選べる程度のものまで、幅は広いです)、オーナー様にとっては空室対策として有用であるばかりでなく、テナント・リテンション対策にもなり、双方メリットのあるサービスです。

ただし、このサービスを実施するには、課題がいくつかあるため、発展にセーブがかかっています。

中でも原状回復工事に関する問題が大きいです。
どのような問題かと申しますと、まず「カスタマイズ賃貸可」として募集する空室は、原状回復工事を行っていないことが多いため、内見時に良い印象を与えないという点があげられます(つまり申込みにすら至らなくなる)。

また入居申込みが入ってから、内装のカスタマイズを打合せし、それから工事を発注するため、賃料発生日まで日にちを要してしまう点も厳しいです。

これは壁一面にお好みのアクセントクロスを貼れるだけの簡易なカスタマイズでも同じなのですが、最近、全国賃貸住宅新聞でウォールデコレーションストア社が「クロスの上に貼れるクロス」を輸入販売しているという記事を読み、もしこれを使えば、この課題はクリアできるのではないかと考えていました。

通常の原状回復工事は終わらせておいて、アクセントクロスを貼る面だけ作業せず残しておき、入居者様が好みのクロスを選んだら、すぐに貼りに行く。
クロスの上にクロスを貼る作業が簡単なものであれば、工事期間も圧倒的に短くて済むだろうから、課題がひとつ解決できるのではないだろうか? そう考えていたのです。

今回のフェアではこの商品が展示されるとわかり、大変楽しみにして出掛けました。
ウォールデコレーションストア社のブースでは実際に作業を体験できるコーナーが設けられていて、その様子をじっくり観察させていただいたのですが、作業があまりに簡単であることに驚きました。

プロのクロス職人さんがやれば10㎡で30分とかからずできてしまうはず。手先が不器用なことには自信(?)がある私でも1時間もあればできてしまいそうです。
このクロスは輸入品で、「10mあたり4,980円~」と金額がまだ高めであることが難点ですが(量販品のクロスなら1,000円~1,200円程度です)、「アクセントクロスを選べる部屋」として募集ができ、空室対策やテナント・リテンション対策に効果が発揮できるのだとすれば、安いものかもしれません。

今後はこの商品についてもう少し研究を深め、サービスシステムを考案していこうと思っております。

 

◇ おわりに

私たちがフェアに参加すると、どうしてもPM会社目線で見てしまいますので、オーナー様がどのような商品やサービスに関心を持たれたのか大いに興味があります。
オーナー様がどのようなことを望んでおられるのか把握したうえで、サービスやシステムの開発に取り組ませていただきたく、フェアに参加されたオーナー様はご感想などをお知らせくださると非常にありがたいです。
お手数をおかけしますが、どうぞよろしくお願いします。

 


今号は以上とさせていただきます。
今年は異常な暑さが続いておりますので、熱中症にはくれぐれも気を付けてお過ごしください。

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